同期電動機は、電力が入力されて回転軸から機械出力を発するため、電力の入力位相である回転磁束が先行してベクトル位相が描かれる。その結果、以下のベクトル図となる。
端子電圧は電動機の入力電力、負荷電流は軸の機械負荷で決定する
同期電動機は界磁電流で決まる起電力のベクトルの大きさを変えることで力率を変更できる
続いて発電機
同期発電機は、機械的な入力から電力の出力を生み出すため、機械的な回転入力である磁軸のベクトルが先行し、ベクトル位相が描かれる
同期電動機と同様に起電力のベクトルの大きさを変えることで力率を調整
ただし、同期電動機とは、先行するベクトルが異なり磁軸成分であるため、力率調整に対し、起電力の大きさを変える向きが逆になる。
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