単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式など各種配電方式が使い分けられる理由、線間電圧を均一化するバランサの原理、フェランチ効果の発生メカニズム、%Zが何のために使用されているかを解説してます。
地絡方向継電器は、どうして故障回線がわかるの?
地絡方向継電器は、三相三線式の三相の合成電流(零相電流Io)と、中性点の電位(零相電圧Vo)との位相差で地絡している回線と地絡していない回線の判別を行います。ここでは、地絡している回線と地絡していない回線の位相差の違いについて、テブナン等...
地絡時 電圧はどのように変わっていくの?
地絡時の対地間電圧は、発電機側でケーブルの相電圧・線間電圧を維持しようとするため、地絡したケーブルの相の電位が下がった分だけ、中性点電位とその他の相の電位が移動してゆきます。
三相3線式の2回線で送電している健全な回路では、...
CT(計器用変流器)を開放状態にすると なぜ 高電圧が発生するの?
CTの二次側を開放状態にすると鉄心内で磁気飽和を引き起こし、鉄心内部の急激な磁束変化により二次側の巻線に高電圧が発生します。ここでは、高電圧が発生してしまうまでの物理現象のメカニズムと、発生する高電圧の大きさは機器のどんな特性によって決ま...
電圧を均等化するバランサってどんな仕組み?
単相3線式で、200Vの電圧を2つの100Vにわけて供給する配電方式では、電圧の不平衡を防止するため、バランサを使用しています。バランサの原理と分配される電流の計算方法を解説
フェランチ効果ってどのようにして起きる現象?
フェランチ効果の原理と原因、発生メカニズムについて解説。
単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式、どうして配電方式を使い分けてるの?
単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式、配電方式の使い分けと各配電方式が使われる理由について解説
%インピーダンスとは?どのような扱いのものなの?
%インピーダンス(%Z)は、遮断器を設置するとき、遮断に必要な電流の大きさを計算するために使われています。逆数で短絡比(=短絡電流÷定格電流)というわかりやすい指標があるのに、なぜ必要あるのか不思議に思った人もいるかもしれません。必要とさ...